ド軍指揮官、大谷翔平は復調へ「取り組んでいる」 三塁打で勝利に貢献

レギュラーシーズン6連敗の相手に3連勝
【MLB】ドジャース ー ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースは16日(日本時間17日)、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に勝利し、2年連続のワールドシリーズ進出へ王手をかけた。デーブ・ロバーツ監督は試合後、三塁打で勝利に貢献した大谷翔平投手について「彼は(現状を変えるために)取り組んでいる」と語った。
大谷は初回の第1打席、オープナーの左腕アシュビーの外角スライダーを拾い、打球が右翼線へ転がる間に一気に三塁へ。ポストシーズン自身初の三塁打をマーク。続くベッツの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。第2~第4打席は凡退し、4打数1安打だった。
ポストシーズンは打撃不振に苦しんできたが、復調の兆しを見せている。ロバーツ監督は試合後に「彼は球界でも屈指の選手で、彼をどうやって制圧するかを考える時に、左投手を(初回に)使ったりもする。それが彼ら(ブルワーズ)の戦略だった」とコメント。対策を取られていることに「彼は取り組んでいる。彼らのアプローチとしては、理にかなっている」と語った。
打線は同点の6回、1死一、二塁からエドマンの中前適時打で勝ち越し。さらに救援右腕ウリベの一塁への牽制悪送球の間に1点を追加した。投げては先発のグラスノーが5回2/3を投げて8奪三振3四球、3安打1失点。べシア、トライネン、バンダとつなぎ、最後は佐々木が締めた。
第4戦では大谷が先発マウンドへ上がる。二刀流で2年連続のワールドシリーズ進出を決められるか。
(Full-Count編集部)