佐々木朗希が漏らした本音「完投してくれないかな」 救援へ配置転換…3S目も思わず一言

本拠地で3セーブ目「見える景色も変わってきている」
【MLB】ドジャース 3ー1 ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で2点リードの9回に救援登板。3セーブ目をあげた。試合後、会見に登場し、「体調面は問題なかった」と語った。
特大な“ロウキコール”を背にマウンドに上がった。先頭のボーンの初球から99.7マイル(約160.5キロ)を計測。ベッツの好守備で1死を奪うと続く打者を遊飛、最後は空振り三振で切り抜けた。
佐々木はプレーオフでは試合前時点で5試合に登板。0勝0敗、2セーブ、防御率1.50をマークしていた。ただ、敵地で行われたリーグ優勝決定シリーズ第1戦では、9回に2番手で登板したが、2/3回を投げ、1安打2四球で1失点、球数22球で降板していた。最速も99.3マイル(約159.8キロ)と走らず、球速低下が指摘されていた。
この日は最速99.7マイル(約160.5キロ)。「自分の気づいていないところで投球フォームが崩れていたというか、ちょっとずれがあったので。そこに気がつけないまま、登板になってしまった」と振り返った。「前回登板から今日までの期間でピッチングコーチと話し合って、うまく練習して。今日は良かったかなとおもいます」と振り返った。
プレッシャーのかかる登板。「試合の中では回が後半になるまでリラックスして見ている。完投してくれないかなと思って見ています」と本音も漏らした。それでも「精神的なものも全て、試合中は技術からくる。技術に向き合えるかどうかが大事」と振り返った。
今季、シーズン開幕からは先発では苦戦した。「良いイメージがこの球場にはなかった。見える景色も変わってきている。来年に繋がるのかなと」と語った。
(Full-Count編集部)