佐々木朗希が肩を並べた“大魔神” MLBの歴史でも2人だけ…残した異次元の記録

3セーブした新人は佐々木主浩氏と2人だけ
【MLB】ドジャース 3ー1 ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は16日(日本時間17日)、本拠地ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で2点リードの9回に救援登板。3セーブ目をあげた。海外メディアは佐々木主浩氏と2人だけの大記録を伝えている。
佐々木はプレーオフでは試合前時点で5試合に登板。0勝0敗、2セーブ、防御率1.50をマークしていた。ただ、敵地で行われたリーグ優勝決定シリーズ第1戦では、9回に2番手で登板したが、2/3回を投げ、1安打2四球で1失点、球数22球で降板していた。最速も99.3マイル(約159.8キロ)と走らず、球速低下が指摘されていた。
ただ、この日は球速が復活。特大な“ロウキコール”を背にマウンドに上がると、先頭のボーンの初球から99.7マイル(約160.5キロ)を計測。ベッツの好守備で1死を奪うと続く打者を遊飛、最後は空振り三振で切り抜けた。
全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は「ロウキ・ササキは、米国以外の出身でひとつのポストシーズンに3つ以上のセーブを挙げたルーキーとしてカズヒロ・ササキの仲間入りをした」と伝えた。佐々木主浩氏はマリナーズ時代の2000年に3セーブをマーク。世界に2人の“Sasaki”が名を轟かせた。
(Full-Count編集部)