「朗希がいなかったら…」 改めてぞっとするLAファン…放つ偉才の“輝き”「まさに救世主」

9回に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
9回に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

PS6登板で3セーブ&防御率1.29&WHIP0.57

【MLB】ドジャース 3ー1 ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 改めて感謝の声が殺到した。ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3-1で勝利した。最後は佐々木朗希投手が3者凡退の完璧投球で試合を締めた。LAファンは「まさに救世主よ」「ロウキがいなかったらと思うと……」と、改めて“守護神”に感謝を述べた。

 佐々木は2点リードの9回からマウンドへ。先頭のボーンに初球から99.7マイル(約160.5キロ)を計測し、最後はベッツの好守備で1死を奪った。続く打者を遊飛、最後はダービンを空振り三振で切り抜けた。最速は99.8マイル(約160.6キロ)だった。1回無安打無失点1奪三振で今ポストシーズン3セーブ目を記録した。

 リーグ優勝決定シリーズ第1戦は2/3回を投げて1安打2四球で1失点とまさかの乱調で無念の途中降板となったが、すぐに立ち直ってファンにも安堵の声が広がった。最後を締めると、LAファンは「ロウキこそが私たちのクローザー」「最高の守護神」「ササキは文字通りの救世主」「ロウキはアメージング」「ブルペンを救っている」と佐々木への感謝が殺到した。

 ドジャースはレギュラーシーズン、ブルペン陣に相次ぐ故障者が出ただけでなく成績も不振。中でも守護神候補だったタナー・スコット投手やブレイク・トライネン投手が振るわなかった。そんな中で佐々木はマイナー登板に救援での調整を行い、9月24日(同25日)のメジャー合流後はブルペンへ。シーズンでは2試合無失点、ポストシーズンでも大事な場面を任され、地区シリーズ第1戦では日米通じて初セーブ、第2戦でもトライネンの炎上を救う活躍だった。登板するたびに、着実にファンからの信頼を得ている。

(Full-Count編集部)

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