目の当たりにした大谷翔平の“凄み” 敵軍記者もお手上げ…思わず綴った「現実に起きている」

ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平が史上11人目の1試合3発

【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 衝撃の3発に敵軍メディアも言葉を失った。ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。打っては先制弾を含む3本塁打をマークした。敵軍番記者も目の前で起きた“衝撃”に驚きを隠せなかった。

 まずは投手として初回に無死一塁から3者連続三振を奪うと、その直後の第1打席で先頭打者アーチ。第3打席でも右中間に飛距離469フィート(約142.9メートル)の場外弾を放つと、降板後の7回1死で迎えた第4打席ではバックスクリーン左に3本目の豪快アーチを届けた。

 ブルワーズ地元紙「ミルウォーキー・ジャーナルセンチネル」のブルワーズ番トッド・ロジアック記者は自身のX(旧ツイッター)で「オオタニが1試合3発。人間がプレーしたものでは、史上最高クラスの試合かもしれない」と称えると、同じく同紙のブルワーズ番カート・ホッグ記者も「ショウヘイ・オオタニは史上最高の野球の試合を演じている。現実に起きているんだ」と投稿した。ホッグ氏は2本目となる143メートル弾を打った直後にも「ショウヘイはストライクゾーンに入ってない球に対してでさえ、469フィート飛ばした」と呆れ気味に投稿していた。

 ポストシーズン1試合3発は史上11人目の記録。また、ポストシーズンで日本人選手が放った本塁打は、2009年にヤンキースの松井秀喜氏がマークした4本塁打が単年の最多記録だったが、それを更新する5本塁打となった。投げては7回途中まで10奪三振で無失点の好投。大谷はシリーズMVPを獲得する活躍でワールドシリーズ進出に大きく貢献した。

(Full-Count編集部)

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