大谷翔平、名門140年史に刻んだ“史上初” 特大136m弾で生んだ「ド軍の投手としては」

初回に本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
初回に本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

初回のマウンドは四球後に3連続奪三振

【MLB】ドジャース ー ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場し、初回先頭打者で特大446フィート(約135.9メートル)弾を放った。どうやら、史上初の記録が生まれたようだ。

 初回のマウンドは先頭に四球を与えたものの、上位打線を3者連続三振を奪った。その直後だった。フルカウントから左腕キンタナの6球目のスラーブを強振。右翼席上段まで運ぶ446フィート(約135.9メートル)の特大弾に本拠地も大興奮だった。

 その後、ドジャースタジアムの場内アナウンスでは「ドジャース投手がポストシーズンで本塁打を記録したのは初」と紹介。球団公式ブログ「ドジャー・インサイダー」公式X(旧ツイッター)も「ショウヘイ・オオタニの本塁打はストシーズンの試合でドジャースの投手としては史上初のものだ」とした。“リアル二刀流”で出場し、大谷が140年以上の歴史を誇る球団史に名前を刻んだ。

 大谷のポストシーズンでの本塁打はワイルドカードシリーズの初戦となった9月30日(同10月1日)のレッズ戦で2発をマークして以来、9試合ぶり。フィリーズとの地区シリーズでは18打数1安打の打率.056、本塁打なしに終わりなかなか状態が上がらなかったが、シリーズ突破のかかった試合で千両役者の活躍だった。

(Full-Count編集部)

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