絶叫するしかない「大谷翔平」 米実況は36秒の沈黙…衝撃3発に興奮「MVPを見ている」

第4戦で大暴れ
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。史上11人目となるポストシーズン1試合3本塁打をマーク。実況も驚異の活躍に絶叫するしかなかった。
大谷が止まらない。初回のマウンドでは無死一塁から3者連続三振を奪うと、その直後に先頭打者アーチ。第3打席では右中間への場外弾を放つと、降板後の7回1死で迎えた第4打席で誰もが驚く一撃を放った。
メギルが投じた4球目の内角フォーシームを左中間席まで運んだ。打球速度113.6マイル(約182.8キロ)、飛距離427フィート(約130.2メートル)、角度26。興奮に包まれた場内の観客は、しばらく立ち上がったままだった。
この一発に米放送局「TBS」の実況、ブライアン・アンダーソン氏は「オオタニ!! オオター二!! オオー、タニ!! またやってくれた! 3本目のホームラン!」と絶叫。その後は36秒沈黙し、大谷がチームメートを喜ぶ瞬間を伝えた。その後は「ショウヘイ・オオタニ、史上最高の選手による、史上最高の試合。3本塁打、スコアは5対0。私が思うに、我々はナ・リーグ・チャンピオンシップMVPを見ているのかもしれません」としみじみ。シリーズMVP受賞も“確信”したようだった。
不振に苦しんでいたポストシーズンでは自身初の“二刀流弾”で、完全復活を印象づけた。試合後のセレモニーではシリーズMVPが授与された。
(Full-Count編集部)