マスク越しに見た大谷の凄み「あれが翔平だ」 スミスは“ドヤ顔”「全てを越えていった」

スミスとテオが称えた大谷翔平の活躍
【MLB】ドジャース 5ー1 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
大谷翔平投手が“二刀流”で見せた輝きを、チームメートも羨望の眼差しで見つめた。ドジャースは17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に5-1で快勝。大谷は打っては先制弾を含む3本塁打、投げては6回0/3を無失点の好投でワールドシリーズ進出の“立役者”となった。
大谷とバッテリーを組んだウィル・スミス捕手は、地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏のインタビューに「信じられないもの(活躍)だったね。先頭打者弾を打って、6回を投げて10奪三振。世界一の選手であるのには理由があるんだ」と絶賛。3打席目に放った飛距離469フィート(約142.9メートル)の場外弾には「クレイジーだった。全てを越えていった。あれがショウヘイだよ」と称えた。
大谷とも仲の良いテオスカー・ヘルナンデス外野手はデュアルテ氏から、大谷の活躍に衝撃を受けたかと聞かれると「(少し考え)うーん、ちょっとだけね。ちょっとだけ(笑顔)。Yes。彼はアメージングだよ。インクレディブルだ。彼は(大変なことを含め)たくさんのことを経験している。彼はもっとチームに貢献しなきゃって感じているところだったと思う。そして今日の活躍があった。僕は彼のことをうれしく思う」と大谷の魅力を語った。
大谷はこの試合まで不振が続いていたが、初回に9試合ぶりの一発を放つと、第3打席、第4打席でも快音を残し史上11人目となるポストシーズン1試合3発を記録した。12試合ぶりの先発マウンドでも躍動。初回に3者連続三振を奪うなど、7回途中まで10奪三振で相手打線を封じ、試合後にはシリーズMVPを獲得した。
大谷の姿を間近で見てきただけに、二刀流で圧倒的な存在感を放ったこの日の活躍は“当然”の出来事だったのかもしれない。
(Full-Count編集部)