大谷翔平の活躍で…1165億円男に厳しい視線 米ファンから指摘、成績以外の“決定的”な違い

7億6500万ドル契約1年目…43HR&38盗塁の活躍もPO逸
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で打っては1試合3本塁打、投げては7回途中無失点10奪三振の大活躍でシリーズMVPを受賞した。伝説を生んだ快挙の裏で「ちなみに、フアン・ソトのほうがショウヘイ・オオタニより高額の契約をもらってるっていう事実、忘れないでね」などと、“最高契約選手”フアン・ソト外野手が槍玉に上がっている。
大谷は初回のマウンドは先頭を歩かせたものの、3者連続三振を奪うと、直後の打席で先頭打者本塁打を叩き込んだ。4回には飛距離469フィート(約142.9メートル)の超特大弾をマーク。そして降板した直後の7回の第4打席は左中間へまたも一発。ポストシーズン史上11人目の1試合3本塁打の快挙を成し遂げた。
投打に常軌を逸する圧倒的なパフォーマンス。MLB公式サイトのマイク・ルピカ記者が「オオタニ:7億ドル契約はお買い得だった」と語るように、大谷の“お買い得”ぶりが米メディアやファンの間で話題になる一方、「ソトは7億6500万ドルももらってポストシーズンを逃したうえに、オオタニほどのスターでもない。メッツはいったい何をやってるんだ」「ソトにはバットしかない。しかも安定してるとは言えない。一方のオオタニは“2人分の選手”なんだよ」と、昨オフにメッツと7億6500万ドル(約1150億円)の契約を結んだソトに批判と呆れる声が寄せられた。
大谷は2023年12月にドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)のスポーツ史上最高額で入団した。しかも年俸の98%が後払いという異例の契約形態で、チームの編成にも貢献する形となった。その1年後、若き天才ソトが大谷の記録を塗り替えた。不調の時期もありながら、43本塁打、OPS.921を記録。出塁率.396は3度目のリーグトップで、38盗塁でタイトル獲得と新境地も開拓した。
しかし、メッツは9月に大失速し最終戦に敗れてプレーオフ逸。ソトはポストシーズンの舞台に上がれなかった。“大谷超え”を果たしたことで比較されることが増え、「オオタニはほかのスターとは違う。彼がチームにいるだけで、その存在自体が投資を回収してくれる。一方のソトは、その金額に見合うリターンをもたらすことはないだろう」「ソトが7億6500万ドルなら、オオタニは21億ドルわたさないと」「ソトがオオタニよりも稼いでるなんて信じられる?」と、厳しい声が寄せられている。
(Full-Count編集部)