関係ないのに…掻っ攫った大谷翔平の話題 カナダで殺到した“質問”「あの男は両方とも」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ALCSでも大谷の質問が殺到

 ドジャースの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、打っては3本塁打、投げては7回途中無失点10奪三振の快投で、シリーズMVPに輝いた。一夜が明けたこの日、“関係ない試合”でも質問が殺到した。

 大谷は投手として初回に3者連続三振を奪った直後、右翼最上段に先頭打者弾を運ぶと、4回には右翼場外に飛ばす飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾。7回にもバックスクリーン左に運び、これまでの不振を払拭するような大暴れだった。投手としては6回0/3で100球を投げて2安打無失点。最速100.3マイル(約161.4キロ)で10奪三振、3四球で勝利投手となった。

 一夜明けたこの日、ア・リーグの優勝決定シリーズの前日会見が行われていた。ブルージェイズ、マリナーズの監督、選手にも大谷の質問が殺到した。ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は「ポストシーズンで6回10奪三振、3本塁打どちらだけでも凄いのに、あの男は両方とも成し遂げたんだ。本当にインクレディブルなこと。野球界の常識を変えている。本当にアンビリバボーだね」と苦笑い。トレイ・イェサベージ投手も「あれは素晴らしかったよ。スペシャル。(大谷は)スペシャルな選手だ」と語った。

 また、マリナーズのローガン・ギルバート投手は「アンビリバボー。異論があるかもしれないけど、彼は断トツで歴代最高の選手だと思う」とコメント。「状況も考えてほしい。勝てばナ・リーグ優勝決定シリーズ突破が決まる試合で、シーズン最高勝率の素晴らしいチームを相手にだ。エリートな選手が戦っている舞台で、彼は次元の違う活躍を成し遂げた。なので、本当に見ていて楽しい。私は投手なので本塁打を取り上げているハイライトを見るのは好きじゃないんだけど、彼の活躍は見ていて楽しいね」と語った。

(Full-Count編集部)

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