歴史的1日で…大谷翔平の忘れ去られた事実 キケが“呆れ”「誰ももう話をしないだろう」

「これで誰も彼の不振について話をしないだろう」
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。1試合3発、7回途中10奪三振無失点と二刀流で圧倒しチームをワールドシリーズに導いた。試合後、キケことエンリケ・ヘルナンデス内野手が語ったのは“忘れ去られた不振”だった。
圧倒的なパフォーマンスを披露した。初回を3者三振で切り抜けると、その裏の第1打席で豪快弾。さらに4回には右翼場外に飛ばす飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾。7回にもバックスクリーン左に運んだ。投手としては6回0/3で100球を投げて2安打無失点。最速100.3マイル(約161.4キロ)で10奪三振、3四球で勝利投手となった。
異次元の活躍でシリーズMVPを受賞。しかし、前日までは打率.158と振るわず。デーブ・ロバーツ監督から「彼が打たなければワールドシリーズには勝てない」と苦言を呈されていた。
そんな不振を払拭する3連発のアーチ。これには試合後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに応じたE・ヘルナンデスも自ら切り出し呆れ気味に口を開いた。「そしてショウヘイ・オオタニ。もうこれで誰も彼の不振について話をしないだろう」と語った。
(Full-Count編集部)