スターをドン引きさせた大谷“伝説の1日” 疑った541発男、殿堂入り左腕「正気じゃない」

ブルワーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ブルワーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

オルティズ氏、サバシア氏、マルティネス氏…レジェンドが続々反応

 かつてのスターたちも1人のファンになっていた。ドジャースの大谷翔平投手が17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、打っては3本塁打、投げては7回途中無失点10奪三振の快投で、シリーズMVPに輝いた。試合後、レジェンドたちから称賛の声が相次いだ。

 独壇場だった。初回に3者連続三振を披露するとその裏に先制のソロ。4回2死で迎えた第3打席はパトリックが89.3マイル(約143.7キロ)の内角のボール球のカッターを振り抜き、場外に消える飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾だった。

 さらに7回1死で迎えた第4打席ではバックスクリーン左に3本目の豪快アーチを届けた。投げては6回まで1安打無失点10個の三振を奪う奪三振ショー。二刀流で試合を支配していた。

 試合後、ヤンキースなどで251勝を挙げたサバシア氏もX(旧ツイッター)を何度も更新。「ナ・リーグ優勝決定シリーズでこの投球パフォーマンスに加えて2本塁打……この男は正気じゃない」「ショウヘイ・オオタニによる史上最高のポストシーズンの個人成績」だと興奮気味に呟いた。また、通算541本塁打を記録したデビッド・オルティス氏は自身のインスタグラムのストーリーズに大谷との2ショットを投稿。「勝負してはいけない。オオタニは他の惑星から来ているからだ」とコメントした。

 3度のサイ・ヤング賞を誇る殿堂入り投手のペドロ・マルティネス氏も「いつもオオタニが本塁打を打つのは予想しているけど……でもあの飛距離は何? 彼は自分のやることすべてを次のレベルに引き上げている。他の選手は彼に追いつくために飛行機に乗る必要があるだろう」と呟き、「ショウヘイに本当に感謝しています、そして彼がこれをやってくれて嬉しいです!」と称賛した。レジェンドたちもすでに虜になっているようだった。

(Full-Count編集部)

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