大谷翔平、実はまだ達成してない意外な記録 “伝説の日本人”だけが到達した領域

ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルワーズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ワールドシリーズは25日から開幕

 ドジャースは17日(日本時間18日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に勝利。シリーズ4連勝で2年連続でのワールドシリーズ進出を決めた。大谷翔平投手にとっても昨年に続く大舞台。まだ“未達成”の記録を樹立できるか注目される。

「MLB Stats」公式X(旧ツイッター)は19日(同20日)、「ショウヘイ・オオタニは、ワールドシリーズで本塁打を放った日本生まれの選手として、ヒデキ・マツイに続く2人目となる可能性がある」と紹介。大谷のワールドシリーズでの本塁打に期待を込めた。

 大谷はドジャースに移籍した昨年、自身初の地区優勝を成し遂げ、ポストシーズンも7年目で初出場を果たした。地区シリーズで1本、リーグ優勝決定シリーズで2本塁打を放ったものの、ヤンキースとのワールドシリーズでは2安打、長打も二塁打1本のみだった。第2戦で盗塁を試みた際に右肩を脱臼した影響もあり、自慢のバットはやや鳴りを潜めた格好だ。

 一方で松井氏は2003年、2009年にワールドシリーズに出場。ともに本塁打を放った。中でも記憶に刻まれているのは2009年だ。連覇を目指すフィリーズ相手に6試合で打率.615、3本塁打、8打点、OPS2.027の大暴れ。ワールドシリーズMVPを受賞した。

 大谷は今年のポストシーズンではレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦で2本塁打を放ったものの、以降は調子を落とした。それでもリーグ優勝決定シリーズ第4戦ではポストシーズン史上11人目の1試合3本塁打と大暴れ。投げても7回途中無失点10奪三振の快投でMVPを受賞した。24日(同25日)から始まるワールドシリーズでは、昨年達成できなかったアーチをかけることができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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