ブルージェイズが“逆王手” ゲレーロJr.が6号…マリナーズ拙攻、ド軍の相手は21日決定

マリナーズ戦で本塁打を放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:ロイター】
マリナーズ戦で本塁打を放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:ロイター】

ゲレーロJr.が5回に今PS6号を放った

【MLB】Bジェイズ 6ー2 マリナーズ(日本時間20日・トロント)

 ブルージェイズは19日(日本時間20日)、本拠地で行われたマリナーズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に勝利。シリーズ成績を3勝3敗のタイに戻し、“逆王手”をかけた。20日(同21日)の第7戦の勝者が、ナ・リーグ王者のドジャースとワールドシリーズで激突する。

 負ければ終わりの一戦で、強力打線が目覚めた。2回にバーショが安打と失策で二塁に進むと、クレメントのボテボテの打球をスアレスが落球し、ブルージェイズは無死一、二塁の好機を作った。続くバーガーの適時打で先制し、またもスアレスが失策して2点目が入った。

 さらに3回は2死からクレメントが三塁打を放つと、バーガーが右翼席へ2ラン。5回にはゲレーロJr.が今ポストシーズン6本目となる本塁打を叩き込み、場内は狂喜乱舞した。

 マリナーズは拙攻が目立った。3回には1死満塁の好機を作り、今季60本塁打のローリーに打席を回すも一ゴロ併殺に終わった。4回も2死満塁の大チャンスを迎えたが、クロフォードが痛恨のニゴロ併殺。5回にネイラーのソロ、スアレスの適時打で反撃したものの、その後は続かなかった。

 ブルージェイズは1992~1993年にワールドシリーズ連覇を果たしたが、以降は最高の舞台に到達していない。一方のマリナーズは、球団創設以来ワールドシリーズ進出はなし。27年ぶり進出か、それとも49年目で初の悲願か。泣いても笑っても、全ては最終第7戦で決まる。

(Full-Count編集部)

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