大谷翔平、7分で集めた「17000」 “主役”を奪われた元ライバルに米同情「仕方ないよ…」

スアレスは第5戦で2HR…8回に満塁弾の活躍
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。打者として1試合3本塁打、投手としても7回途中無失点10奪三振の大活躍を見せた。試合中、試合後は歴史的な活躍にメディア、ファン、OBなどから大谷への大絶賛が送られたが、その裏で本来はもっと話題になるべき“人物”が注目されている。
大谷は初回を3者三振で切り抜けると、その裏の第1打席で豪快弾。さらに4回には右翼場外に飛ばす飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾をかっ飛ばした。7回にもバックスクリーン左に運んだ。投手としては6回0/3で100球を投げて2安打無失点。最速100.3マイル(約161.4キロ)で10奪三振で勝利投手となった。
「史上最高の試合」との声も挙がるほどの圧倒的なパフォーマンスを披露し、文字通り“大谷一色”に染まった。一方でこの日は、ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦も行われており、エウヘニオ・スアレス内野手もまた大活躍していた。
敵地で2連勝したマリナーズだったが、本拠地で2連敗。第5戦はスアレスの一発で先制するも逆転を許した。しかし8回、カル・ローリー捕手が同点弾。さらにスアレスが2-2から勝ち越し満塁弾を叩き込む活躍でシリーズ成績を3勝2敗とした。本来であればスアレスの打棒はもっと話題になっていはずだが、大谷が初回から度肝を抜く活躍をしたことで“萎んで”しまった。
MLB公式X(旧ツイッター)がスアレスのグランドスラムを投稿すると、1時間で約12000いいねがついたという。一方で大谷が3本目を放つと、わずか7分で17000以上のいいねがついた。両者の“対比”に米ファンも注目し、「だからこそショウヘイ・オオタニは最もマーケティングされている選手」「スアレスは6回以上投げて10三振奪ってないからね」「これはエンゼルス時代に起きなかったこと。ドジャース+オオタニだから」「しょうがいないよ、スアレスは投球してないから」「オオタニは歴史的ゲームだったからね」など、スアレスに同情する声も多かった。
(Full-Count編集部)