球史に刻まれた“大谷翔平の1日” 米メディアも信じられず…「MLB史上最高の日」に続々選出

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

3本塁打&10奪三振…投打で圧巻パフォーマンス

 ドジャース・大谷翔平投手が17日(日本時間18日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で見せた歴史的な活躍に、米メディアが相次いで称賛を送っている。3本塁打&10奪三振という投打にわたる驚きの活躍は「史上最高のパフォーマンス」として、複数の米メディアが歴代1位に選出した。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、「ショウヘイ・オオタニのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦での活躍は、史上最高のポストシーズン・パフォーマンスの中でどの位置にランクされるのか?」との見出しで、ポストシーズンにおける1試合のベストパフォーマンスランキングを紹介。同日の大谷を堂々の1位に選出し、「地球上で最高の野球選手にとっては、これらすべてが(通常の)一日の仕事にすぎないのである」と称えた。

 この試合で大谷は、打っては3打数3安打3本塁打3打点、1四球、投げては6回0/3を2安打無失点、10奪三振という成績を記録。同メディアは「ショウヘイ・オオタニがやってのけたことは、もはや別次元の領域だ」とも評し、極限の舞台での一戦を高く評価している。

 また米メディア「CBSスポーツ」も「オオタニ・ショウヘイのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦での快挙は、MLB史上最高のシングルゲーム・パフォーマンス10選の中でどこに位置づけられるのか」と題し、歴代の名場面と並べて紹介。「野球界最高の選手が、金曜の夜、おそらく野球史上最高のシングルゲーム・パフォーマンスを披露した」と、今回の大谷をレギュラーシーズン、ポストシーズンの中で“1位”にランク付けた。

 また、2024年9月19日(同20日)、6打数6安打3本塁打で史上初の50-50に到達した試合も10選の中に入っており、「オオタニは、レギュラーシーズンとポストシーズンの両方で史上最高のシングルゲーム・パフォーマンスを記録したと言ってもいいだろう」と指摘した。

 同記事ではリーグ優勝決定シリーズ第4戦での活躍について、「打撃と投球における素晴らしさ、試合の重要性、そのすべてが合わさって史上最高のパフォーマンスとして結実した」と評価。プレーオフで不振が囁かれていた中での活躍だった点にも言及し、驚きとともにその意義を強調した。

 いずれのメディアも、大谷がプレーオフの大舞台で打者と投手の両面で類を見ない成績を残したことに着目。前人未到の記録を次々と打ち立てる姿に、「CBSスポーツ」は「信じられない選手が、信じられないことを成し遂げた」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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