大谷翔平に541発の怪物OBも仰天「偉大なものを目撃」 物語る周囲の反応「フレディの表情を見て」

通算541発を放ったオルティス氏「簡単にできることじゃない」
ドジャースの大谷翔平投手は、17日(日本時間18日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦、投げては6回0/3を10奪三振無失点、打っては3本塁打の離れ業を見せた。1人の選手が見せた活躍に、球界も震撼。2日後の米放送局「FOXスポーツ」では、レジェンドたちが凄さを語り尽くした。レジェンド打者のデビッド・オルティス氏は「この時代に生まれて彼の偉大さをこの目で見られることを、俺は本当に幸せに思うよ」と感嘆した。
同戦に「1番・投手」で出場した大谷は、初回を3者三振で切り抜けると、その裏の第1打席で9試合ぶりとなる先頭打者弾。さらに4回には右翼場外への飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大アーチ。7回にもバックスクリーン左に運んだ。
驚きのパフォーマンスから2日後、ア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦が始まる前に「FOXスポーツ」の解説を務めるアレックス・ロドリゲス氏、デレク・ジーター氏、オルティス氏が大谷の話題に触れた。
その中で通算541発を放ったレジェンド打者であるオルティス氏は、大谷の3本塁打の映像が流れる中で「このスイングをもう一度見てくれ。簡単にできることじゃない。フレディ(フリーマン)の表情を見てみるんだ、『ヤバ……』って感じだよ。で、(3本目)は左中間にも『ほら、こっちにもキャンディーだぞ』って感じね」と周囲を笑わせた。
投打それぞれで驚異的なパフォーマンスを披露し、MLB史に刻まれる1日となった。「(客席の)マジック(ジョンソン氏)を見てごらん。俺たちは今偉大なものを目撃してるんだ。誰が何を言おうと関係ない。これはただただ、観ていて楽しいんだ」と称えていた。
(Full-Count編集部)