佐々木へ“名曲”を提案も…「採用してくれなかった」 ロハス明かす電撃起用の舞台裏

クローザーの登場曲として注目も急上昇
ポストシーズンでクローザーとして新境地を見せているドジャースの佐々木朗希投手について、登場曲が話題を集めている。この警戒なラテンの曲を提案したのはミゲル・ロハス内野手で、20日(日本時間21日)に採用までの舞台裏を記者団に明かした。
佐々木の登場曲はDJロデリックの「Bailalo Rocky」という曲で「Bailalo」はスペイン語で「踊れ」という意味。「Rocky」が「ロウキ」に聞こえる語呂の良さもあり、守護神の登場曲としてファンの間にも定着してきた。この曲をロハスが提案してきたことを佐々木が明かしている。
この曲を提案した経緯を問われたロハスは「登場曲はとても似合っているね。スプリングトレーニングでこの曲が流れたんだけど、それ以降彼の為に毎日ウエイトルームでこの曲をかけているんだ」と説明。
「登場曲として使用してほかったんだけど、最初は採用してくれなかったんだ。理由は分からないけどね」と語り、春には既に佐々木に聞かせていたが、当初は使われなかったことも明かした。
だが、ポストシーズンで佐々木がクローザーに定着し、この曲もファンの間で親しまれるように。ロハスも「ファンやベンチの雰囲気がとても盛り上がるよね。しかも彼はクローザー(守護神)になったから、もっといいよね。勝利まであと3アウト、つまり試合で最も重要な場面で流れるからね。彼が(採用してくれて)嬉しいよ。(ワールドシリーズ制覇まで)あと4回流れるといいね」と笑顔を見せた。
ワールドシリーズでも活躍が期待される佐々木。ロハスは「ワールドシリーズを制覇したら彼にダンスをさせるよ!」とコメント。「彼はいい球を投げるし、100マイル(約160.9キロ)を投げることが出来るし、顔面付近まで足を上げることも出来る。なので、ダンスも出来ると思う」と上機嫌で語った。