ド軍スコットがWS復帰へ「調子がいい」 “新守護神”佐々木朗希の台頭も…明かした自信

ドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】
ドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】

「感染症」で離脱していたと説明

 ドジャースの“元守護神”がワールドシリーズで復帰する可能性が高まってきた。地区シリーズ途中からロースターを外れていたタナー・スコット投手が20日(日本時間21日)、記者団の取材に「随分と身体の調子がいい」と復帰に自信を見せた。

 スコットはレギュラーシーズン9月26日(同27日)のマリナーズ戦を最後に登板はなく、フィリーズとの地区シリーズ第4戦前からロースターを外れていた。ロバーツ監督は「私の理解する限りでは、下半身にできた膿瘍の切除を行ったとのことだ。小さな処置だ」と説明していた。

 20日(同21日)に取材に応じたスコットは「詳細には言わないけど、感染症だった。バッドタイミングだった。(復帰できるので)投げ続けたい」と離脱の理由について明かした。現在のコンディションについて「間違いなくフィリーズとのシリーズと比べて、随分と身体の調子がいい」と万全であることをアピールした。

 レギュラーシーズンではチーム最多23セーブを挙げた一方で、セーブ失敗もメジャー最多の10回を数えた。後半戦は16登板で0勝2敗、防御率6.92と不振に陥った。前回登板から1か月も感覚が空くが「問題はない」と強調。その理由を「プレーオフの雰囲気は違うからだ」と語った。

 ポストシーズンでは佐々木朗希投手が抑えとして台頭しており、その役割が注目されるスコット。今季から4年7200万ドル(約109億円)でドジャースに加入し、2年連続のワールドシリーズ制覇へ最後のピースとなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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