マ軍を襲った“誤審騒動” 四球確信→三振→打者激怒…「ロボ審判を」「あまりに酷い」

マリナーズは球団創設49年目で初のWSを目指したが…
【MLB】Bジェイズ 4ー3 マリナーズ(日本時間21日・トロント)
ブルージェイズとマリナーズのア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦が20日(日本時間21日)に行われた。勝ったチームがワールドシリーズ進出を決める大一番。1点を追いかける8回、マリナーズのエウヘニオ・スアレス内野手がストライク判定を巡って球審に激昂。「酷すぎる」「ストライクだ」と物議を醸している。
まさかの展開だった。3-1とマリナーズは7回までリードしていたが、ジョージ・スプリンガー外野手に痛恨の3ランを被弾。試合終盤に逆転を許した。反撃したい8回1死、打席には第5戦で2本塁打を放ったエウヘニオ・スアレス内野手が立った。フルカウントからの7球目、内角高めに抜けたカーブを見送って四球を確信。歩き始めたものの、ストライク判定で三振となった。
スアレスは球審に詰め寄り、怒りの形相で不満を示した。退場処分にはならなかったものの、負けたら終わりの一戦での終戦が伝わってくる一幕だった。米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」公式X(旧ツイッター)は「エウヘニオ・スアレスはこのストライク判定が嬉しくないようだ」として映像を紹介。米ファンも様々な反応を寄せた。
「ロボ審判を」「あまりに酷い」「ストライクとボールの判定は本当に長い間ひどいままだね。これほど重要な試合で間違っていてはいけない」「ボール」「球審はマリナーズを勝たせたくない」「明確なボール」との声の一方で、「ストライクだね」「内角に入ってる!」との声も。MLB公式のストライクゾーンでは、7球目は枠にかかっているようにも見える。かなり際どいジャッジだったことは間違いない。
マリナーズは1点差を逆転できず、3-4で敗戦。球団創設49年目での悲願のワールドシリーズ進出は持ち越しとなった。