ド軍に難敵か…27歳好打者がWSから戦線復帰へ「俺は大丈夫」 強力打線が“完全体”に

今季はリーグ2位の打率.311…2021~22年に安打数リーグ1位
ブルージェイズは20日(日本時間21日)、本拠地で行われたマリナーズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦に4-3で逆転勝利し、32年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。24日(同25日)から大谷翔平投手らを擁するドジャースと激突する。そして大一番では、チームの主軸の一人、ボー・ビシェット内野手が合流するようだ。米記者が伝えている。
ブルージェイズは今季チーム打率.265がメジャー30球団トップ、OPS.760は同3位と強力打線が売り物だ。リーグ優勝決定シリーズでMVPを受賞したブラディミール・ゲレーロJr.内野手らを含め20本塁打以上の打者が4人。その打線では、主に1番を務めてきたのがボー・ビシェット内野手。打率.311は今季リーグ2位。2021・2022年には安打数リーグトップと巧打が魅力の遊撃手だ。
しかし、今年9月6日(同7日)のヤンキース戦で右膝を痛めて負傷者リスト入り。レギュラーシーズンは以降、欠場しておりポストシーズンでも出場はなかった。それでも徐々にリハビリを進めており、すでに打撃練習は再開。復帰へのカウントダウンが始まっていた。
米スポーツ局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は第7戦後、ビシェットにインタビューを敢行した。自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ビシェットにワールドシリーズの準備はできているかどうか訊ねました。彼はイエスと言った。『俺は大丈夫だ』と言った」と報じている。
ブルージェイズはついに欠けていたピースが揃い、ドジャースとの頂上決戦に挑むかもしれない。ワールドシリーズは24日(同25日)からトロントで第1戦を迎える。
(Full-Count編集部)