佐々木朗希に浮上した“不安要素” 監督が「厳しくなる」と指摘…救援失敗に見えた課題

ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

唯一の救援失敗について言及

 ポストシーズンでクローザーとしての信頼を勝ち取っているドジャースの佐々木朗希投手について、デーブ・ロバーツ監督が課題を指摘した。「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」の中で「ロウキは大丈夫です。クローザーだと信じています」と語った。

 レギュラーシーズン終盤にメジャー復帰し、救援として結果を残してきた佐々木。レギュラーシーズンで2試合、ポストシーズンで7試合、救援として登板してきたが、1試合だけ崩れた試合があった。13日(日本時間14日)のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で、1安打2四球1犠飛を許して1点を失い、1回を投げ切れずに降板。制球が定まらず、球速は1度も160キロを超えなかった。

 この登板についてロバーツ監督は「調子が今一つだった。投手にはよくあることです」と言及。「初球でストライクを取ると調子がいいが、そうでないと少し厳しくなります」「初球をスプリットでストライクを取ると彼を攻略するのは難しいです」と述べ、初球をポイントとして挙げた。

 ロバーツ監督は「ただ経験を積み続ける必要があるだけです」と強調。佐々木は、その後の2登板では復調して無失点に抑えており、リーグ優勝の胴上げ投手となった。ワールドシリーズでも信頼通りの投球を見せることができれば、チームの2年連続ワールドチャンピオンは近づきそうだ。

(Full-Count編集部)

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