東京六大学の3冠王、大阪桐蔭エース…主な指名漏れ選手 渡辺Jr.や慶応エース右腕も

慶大・外丸東眞、立大・山形球道、東大・渡辺向輝(左から)【写真:宮脇広久、加治屋友輝】
慶大・外丸東眞、立大・山形球道、東大・渡辺向輝(左から)【写真:宮脇広久、加治屋友輝】

支配下に続いて育成でも指名終了

 東京都内で23日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。育成も含めて全球団で選択が終了し、意外な指名漏れも見られた。

 立教大としては59年ぶりの東京六大学3冠王に輝いた立教大の山形球道外野手、元ロッテの渡辺俊介氏を父に持つ東大の渡辺向輝投手らの名前が呼ばれることはなかった。

 大学生では明治大の高須大雅投手と久野悠斗投手、慶応大の外丸東眞投手、立教大の小畠一心投手、青学大のヴァデルナ・フェルガス投手らが指名されず。高校生では、大阪桐蔭高の主将でエースの中野大虎投手、仙台育英高の吉川陽大投手、花咲徳栄高の田島蓮夢外野手、未来富山の江藤蓮投手らが無念の結果となった。

 社会人では2018年に大阪桐蔭が甲子園春夏連覇したときのメンバーで、3年前の立教大4年時に指名漏れを経験した日本生命の山田健太内野手が、3度目の指名漏れに。ENEOSの村上裕一郎外野手、HONDA鈴鹿の川原嗣貴投手、日本生命の谷脇弘起投手らの名前も呼ばれなかった。阪神の佐藤輝明内野手の弟で、独立リーグの堺シュライクスでプレーする佐藤太紀外野手も指名は叶わなかった。

 神村学園高の今岡拓夢内野手、元中日のドミンゴ・グスマン氏の息子で幸福の科学学園高のエミール・セラーノ・プレンサ外野手は育成で指名された。昨季はイースタン・リーグ首位打者、今季は打点王に輝いたオイシックスの知念大成外野手も、巨人の育成5位で指名となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

CATEGORY