「阪神また優勝してまう」 3球団競合に勝利…“大学最強打者”を獲得「神ですか」

日本ハム、広島が1位で競合…藤川監督がクジを当てる
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が23日、都内のホテルで行われ、3球団競合の末に創価大・立石正広内野手が阪神に1位指名を受けた。「阪神の黄金時代は続く」「もう優勝です」と虎党の興奮は冷めやらない。
立石は高川学園高の3年夏に甲子園に出場し、小松大谷(石川)との1回戦でバックスクリーンにアーチを放つなど、高校時代からスラッガーの資質を見せていた。創価大進学後にさらに急成長し、2年の春に打率.500、5本塁打、14打点で3冠王に輝くと、秋も打率.294で2季連続で首位打者を獲得した。
昨年秋の明治神宮大会では、大会新記録となる10安打を含む打率.667、2本塁打大暴れした。さらに4年春のリーグ戦で打率.400、5本塁打、16打点をマーク。本塁打と打点の2冠に輝き、MVPを受賞した。野球日本代表「侍ジャパン」の大学代表でも4番を務めるなど、同年ドラフト最上級のスラッガーとして注目されている。
注目のドラフト会議では阪神の他に、日本ハム、広島が1位に指名した。最後にクジを引いた藤川球児監督が見事に交渉権を引き当て、満面の笑みを浮かべた。阪神は今季セ・リーグを2年ぶりに制し、クライマックスシリーズファイナルもDeNAを圧倒。投打に充実した戦力が揃う中、“大学最強打者”も加わる見込みで「虎の未来は明るい」「やばすぎww」「セリーグ崩壊のお知らせ」「つ、つよい……! くじ運すらも」とどよめきが広がっている。
(Full-Count編集部)