阪神、佐藤輝明が最終戦で40号&100打点 初回の“後少し”に本音「入ってくれと」

9・10月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・佐藤輝明【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
9・10月度のDIDアワード授賞式に臨んだ阪神・佐藤輝明【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

最終戦で大台到達に869票が集まる

 阪神ファンにおなじみのABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」は23日、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の9・10月度受賞プレーに選出された佐藤輝明内野手の授賞式の様子を公開した。

 佐藤輝は今季最終戦となったヤクルト戦で、まず初回に左犠飛で自身初のシーズン100打点に到達。5回1死二塁の第3打席で、右翼ポール際に飛び込む特大弾で自身初の40本塁打を達成。40本塁打100打点は、球団では2010年のクレイグ・ブラゼル氏以来15年ぶり、日本選手では2005年の金本知憲氏以来、生え抜き選手では1985年の掛布氏以来となる記録となった。

 佐藤輝は「それまで数試合、結果が出なくて。意識をしないでおこうと思っていたんですけど、それが全然ダメで。最後は打ちたい気持ちも楽しみながら思い切ってやろうと思っていました」と振り返った。プレッシャーについては「本当に行きたいな、40号、100打点達成したいなという気持ちでした」と語った。

 初回の犠飛は左翼フェンス際まで飛ばしていた。「自分ではあの当たりは入ってくれと思っていました。『うわぁ……これで行かへんのか』とは思いました」と苦笑い。40号には「解放されたというか、ほっとした気持ちが一番でした」「自分の中では本当に特別な1本。本当に嬉しかった」と語った。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームから最もファンを沸かせたプレーに贈られる賞。DIDブランドアンバサダーを務める球団OBの掛布氏が選んだノミネートプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。

 佐藤輝のプレーは合計869票を獲得。その他にノミネートされていた大山悠輔内野手の勝ち越し満塁本塁打は178票、村上頌樹投手の投手3冠を決める好投は40票を集めた。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○9・10月度授賞式の様子が公開されたYouTube番組はこちら https://youtu.be/-tc0UXaWWJE
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1981299561139143078

【実際の動画】佐藤輝明が語る最終戦での40号「本当に特別な1本」 初回には思わず本音も

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