大谷翔平を「素晴らしいとは言わない」 もはや“当たり前”…ライバルが敬意「最高の選手」

前日会見に臨んだブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:荒川祐史】
前日会見に臨んだブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:荒川祐史】

ゲレーロJr.が大谷に言及

 ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.は23日(日本時間24日)、ドジャースとのワールドシリーズ前日会見に臨み、大谷翔平投手について言及。「ショウヘイ・オオタニは最高の選手の1人だ」と語った。

 大谷とゲレーロJr.はエンゼルス時代の2021年にはア・リーグの本塁打王を争った。最終的には48本塁打と46本塁打でゲレーロJr.がロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手と並んでタイトルを獲得。バチバチの争いを演じたが、球宴や対戦時には仲良く談笑するなど、良好な関係を築いた。

 ゲレーロJr.は今ポストシーズンで打率.442。6本塁打12打点、OPS1.440の圧倒的な成績でチームをワールドシリーズに導いた。リーグ優勝決定シリーズではMVPに。“大谷vsゲレーロ”の構図もあるが、「オオタニ対ブラディではなく、ドジャース対ブルージェイズだ。チーム対チームの勝負。ワールドシリーズを制覇できるようにしたい」と語った。

 ドジャースには日本人が3人在籍している。ゲレーロJr.は「対戦したことのある唯一の選手だから、ショウヘイだね。ヤマモトとササキは対戦したことがない。だから、ショウヘイ・オオタニだ」と最もタフな選手として名前を挙げていた。続けて「自信があるというか、自分の仕事をすることだけに集中しているんだ。チームの勝利の為に、精一杯やるだけだよ」と語った。

 今季から大谷は二刀流に復帰。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦では投げては7回途中10奪三振無失点、打っては3本塁打の離れ業を成し遂げた。ただ、ゲレーロJr.は「これが彼だから、素晴らしいとは言わない」と驚かず。「彼はアメージングな選手。投げてもよし。打ってもよし。見たことがないような選手。彼はリーグ(MLB)で最高の選手の1人。とても尊敬している」と語った。

(Full-Count編集部)

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