大谷翔平だけ異例の対応…ド軍ナイン勢ぞろいも別格、出現したロープが示す“特別扱い”

前日会見に対応したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
前日会見に対応したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

別格だった大谷の取材対応「人が多すぎて」

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地トロントでワールドシリーズの前日会見に臨んだ。ナインほぼ全員が対応したが、中でも大谷は別格。ブースには専用のロープが貼られていた。

 例年に続き、異次元の報道陣だった。大谷だけブースの前にロープが貼られており、取材が始まると大混雑。取材中も「後ろに下がってくれよな。わかった?」「少しだけずれてくれる?」と言った発言がところどころで起こっていた。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ショウヘイ・オオタニはその中のどこかにいます」と説明。投稿した写真の中に大谷は見えず、見えるのは大量の報道陣だけだ。さらにプレーヤー特派員として参加したロイヤルズのビニー・パスカンティーノ内野手も「彼のメディアスクラムはもう信じられないくらいでした。とにかくその質問を一つして、すぐその場を離れたかったです。人が多すぎて」と苦笑いしていた。

 2023年のフリーエージェントの際に最終候補として残ったブルージェイズの本拠地・トロントからスタートするワールドシリーズ。報道陣からはブルージェイズとの因縁に関する質問が多く飛んだ。「前回かなり色々あったので」と苦笑い。「それも含めて野球に対する愛じゃないかと思っているので。その点を含めて素晴らしいファン層、国民性というか。そこを含めて楽しみたいなと思います」と語っていた。

【実際の様子】山本由伸の横で…できていた巨大な“スクラム” 大谷翔平のカオスな取材対応

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