大谷翔平は「1番・DH」 敵地でのWS開幕戦、2年連続制覇へ…号砲に期待

敵地でのワールドシリーズ第1戦に「1番・DH」で出場
【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間25日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」でスタメン出場する。2年連続でのワールドシリーズ制覇に向けて、号砲が期待される。
大谷は投打同時出場した17日(同18日)のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で7回10奪三振無失点と好投。バットでは1試合3本塁打を放つ歴史的な活躍を見せ、2年連続のワールドシリーズ進出へ導いた。
昨季はワールドシリーズ第2戦でスライディングをした際に左肩を痛め、亜脱臼と診断されていた。その後も試合には出続けたが、シーズンオフに手術を行った。前日23日(同24日)に行われた会見では「去年は正直、チームの皆と一緒に来れなかったので。病院から直行してきたりとか。全てを味わったわけではないのでそこも含めて楽しみです」と振り返った。
同日の前日練習では敵地でも球場でフリー打撃を行い、計33スイングで14本の柵越えを披露。5階席のスピーカー上部にぶち当てる推定150メートルの一発も放った。大谷は今ポストシーズン途中までは不振が続いており、15日(同16日)、本拠地のドジャースタジアムで異例の屋外フリー打撃を行った。移籍後、シーズンでは初めて。豪快な推定150メートル弾など、32スイングで14発の柵越えを放つと、2日後のリーグ優勝決定シリーズ第4戦で1試合3発を記録していた。
今季のポストシーズンはここまで41打数9安打の打率.220、5本塁打。ワールドシリーズでも、自慢のバットに期待がかかる。
(Full-Count編集部)