大谷翔平、異例の100m大遠投→ボール大盤振る舞い 捕球失敗で再度投げ入れ…敵地ファン魅了

ボールを計6球をプレゼント、敵地ファンを盛り上げた
【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間25日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦の試合前練習で敵地ファンを魅了した。キャッチボールではバックスクリーン前から右翼ポール際へ約100メートルの大遠投。その後、敵地ファンへボールを投げ入れるファンサービスを行った。
一塁ベンチ前に陣取っていたカメラが一斉に17番に向けられた。ドジャースの打撃練習中、グラブを持った大谷がグラウンドに登場。笑顔を見せながら駆け足で右翼付近へ向かった。キャッチボールの距離はどんどん伸びていき、最後にはバックスクリーン前から右翼ポール際へ大遠投を見せた。前日にブルペンで投球練習を行っていたが、大谷が100メートルほどの距離をとってキャッチボールするのは異例だ。
その後はファンへボールをプレゼント。1度はキャッチミスでボールはグラウンドへ落ちたものの、大谷自ら拾ってスタンドへ。ブルージェイズファンで埋まったスタンドを盛り上げた。
練習後には右翼ポール際のスタンドで見守っていたファンへ計5球をプレゼントした。前日の会見では敵地ファンのブーイングについて「野球への愛だと思っている。そこも含めて楽しみたい」と語っていた。世界一をかけた戦いを前に、トロントのファンを虜にした。