大谷翔平のWS初HR球キャッチ 周囲からは「ビッグマネー」も…Bジェイズファン「保管」

2-11の7回1死一塁からカーブを捉える右越え2ラン
【MLB】Bジェイズ 11ー4 ドジャース(日本時間25日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。7回の第4打席に自身ワールドシリーズ初アーチを放った。記念球をキャッチしたのは26歳のサージェン・ハンプトンさん。ブルージェイズファンながら「I love Ohtani」と興奮を隠せなかった。
2-11の7回1死一塁だった。大谷が右腕フィッシャーの低めのカーブを捉えると、打球は右翼フェンスを越える自身ワールドシリーズ初アーチ。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離357フィート(約108.8メートル)、角度41度の反撃の一発に敵地は騒然となった。
ハンプトンさんは「高く上がった本塁打でした。全員の上を飛び越えて、2度跳ねた後にキャッチをしたんです」と説明。「私はオオタニの大ファンなんだ。(ブルージェイズファンだけど)正直言って、彼をとてもリスペクトしているんだ。とても謙虚で、誠実。オオタニはアメージング。とても名誉です。史上最高の選手で、これ以上にないうれしい気持ちです」と喜んだ。
周囲からは「ビッグマネーー!!」の声が飛んだが、「私は絶対にボールを投げ返しませんよ! 絶対に投げ返しません! 記念品として、部屋に保管しておきます」と強調した。
ハンプトンさんは生まれも育ちもトロントのブルージェイズファン。「日本の野球史も大好きです。マリナーズに所属していたイチローも大好きです。日本野球は長い歴史があり、とてもリスペクトしています。彼らは素晴らしい選手なので、今後もっとMLBでプレーする(日本人)選手が増えてほしいです」と話した。
(Full-Count編集部)