阪神が逆転で日本S先勝 佐藤輝が決勝打、村上は7回1失点…4番とエースの活躍で接戦制す

適時打で喜ぶ阪神・藤川球児監督【写真提供:産経新聞社】
適時打で喜ぶ阪神・藤川球児監督【写真提供:産経新聞社】

中野の絶妙なバント安打が逆転呼び込む

■阪神 2ー1 ソフトバンク(25日・みずほPayPayドーム)

 25日にみずほPayPayドームで行われた「SMBC日本シリーズ2025」第1戦は、阪神が2-1でソフトバンクを破り、先勝した。1-1の6回に佐藤輝明内野手が放った右中間への適時二塁打が決勝点となった。

 阪神は1点を追う6回、先頭の近本光司外野手が中前打で出塁すると、すぐさま二盗に成功。続く中野拓夢内野手が三塁線上ギリギリに残る絶妙なバント安打を決め無死一、三塁と好機を拡大した。3番・森下翔太外野手の遊ゴロで近本が生還して追いつくと、4番の佐藤輝が3ボールから右中間への二塁打を放ち、勝ち越した。

 阪神先発の村上頌樹投手は初回2死二塁で近藤健介外野手に先制の中前適時打を浴びたが、2回以降は粘り強くゼロを並べた。7回6安打1失点の好投でマウンドを降りると、救援陣もソフトバンク打線をゼロに抑え、リードを守り切った。

 日本シリーズでの阪神とソフトバンクの顔合わせは2014年以来、11年ぶり。両球団の顔合わせは今回で4度目となり、2014年、ダイエー時代の2003年、南海時代の1964年と過去3度の対戦はいずれも阪神が敗れている。

(Full-Count編集部)

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