大谷翔平のWS初アーチは「ナイスだった」 2三振も…ド軍監督信頼「大丈夫だろう」

2-11の7回1死一塁から右越え2ラン…日本選手では松井秀喜以来のWS本塁打
【MLB】Bジェイズ 11ー4 ドジャース(日本時間25日・トロント)
ドジャースは24日(日本時間25日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に4-11で大敗し、目標の世界一連覇へは黒星発進となった。大谷翔平投手は自身ワールドシリーズ1号となる2ランを放つも空砲に。デーブ・ロバーツ監督は「本塁打はナイスだった。(さらに)勢いづくことを願っている。彼は大丈夫だろう」と変わらぬ信頼を寄せた。
2-2の6回に打者12人の猛攻で2被弾を含む6安打を集中され一挙9点を失った。その直後、大谷が迎えた第4打席だった。右腕フィッシャーの低めのカーブを捉えると、打球は右翼フェンスを越えた。日本選手では松井秀喜以来となるワールドシリーズでのアーチ。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離357フィート(約108.8メートル)、角度41度の反撃の一発に敵地は騒然となった。
一方で、初対戦のイェサベージの前に第1打席はスプリットを振らされ三振、2死満塁で迎えた第2打席は一ゴロに倒れた。第3打席は左腕フルハーティの低めのスイーパーを見逃すも三振となり天を仰いでいた。指揮官は「もちろん、走者が溜まっている状況で打席に立たせたい。イェサベージは彼に対して低めのいいスプリットを投じた。(イェサベージは打てなかったけど)彼は大丈夫だろう」と話した。
(Full-Count編集部)