屈辱の5失点KO…スネルはダメ出し連発「制球が悪すぎた」 中10日登板は言い訳にせず

6回途中8安打5失点「全くストライクを思ったところに投げられなかった」
【MLB】Bジェイズ 11ー4 ドジャース(日本時間25日・トロント)
悔しすぎる黒星となった。ドジャースのブレイク・スネル投手は24日(日本時間25日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦で6回途中8安打5失点。「全くストライクを思ったところに投げられなかった。速球の制球が良くなかったし、チェンジアップも同じ。ゾーンに入らなかった。全体的に制球が悪すぎた」とダメ出しを連発した。
2点リードの4回、無死一塁からバーショに真ん中のフォーシームをバックスクリーンへ同点2ランを運ばれた。「速球が真ん中に入ってしまった。完全に失投だ。難しい試合だった」。6回は2四死球で無死満塁のピンチを招いて降板。3四球を与えるなど、らしくない100球だった。
チームはブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで4連勝。2度のサイ・ヤング賞左腕は前回登板から中10日が空いていた。「言い訳にはしない。どんな状況でも準備万端で行かないといけない。投げる間隔がどれだけ空こうが、関係ない。マウンドに上がったら結果を出すだけ」と首を横に振った。
次回登板は中4日を空けた29日(同30日)の第5戦と見られる。「改善点はシンプルだ。ボールを正確にコントロールすることだ。それさえできれば、結果はついてくる」と前を向いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)