日本Sでどよめき、阪神右腕は「重力に逆らってる」 ありえない“数値”に騒然「領域越えてる」

阪神の村上が投じた超遅球にどよめき
■ソフトバンク ー 阪神(25日・みずほPayPayドーム)
思わぬ球速に呆気にとられるファンが続出した。阪神・村上頌樹投手が25日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ2025」第1戦に先発。2回に59キロの遅球を投じ、ファンは「スローボールの領域超えてますw」「ちゃんとストライクゾーンに。さすが!」と驚いている。
2回2死でソフトバンク・牧原大成内野手を打席に迎えた場面。村上が初球に選んだ球は59キロの“超遅球”だった。時間が止まったかのようなスローボールは低めにコントロールされ、判定はストライク。球速がセンター後方のビジョンに表示されると球場はどよめきに包まれた。
村上は2球目の137キロのツーシームで、牧原大をボテボテの三ゴロに打ち取り、この回を無失点に抑えた。約80キロの緩急をつけた“投球術”でパ・リーグ首位打者を翻弄。初回に1点を失うも以降はソフトバンク打線を封じ込めている。
日本シリーズの大舞台で投げた超スローボールにファンは騒然。「80キロの緩急差は凄い!」「村上の作戦なんですか」「すごかった」「重力に逆らっている」「よくまあホームベースまで届いてストライクゾーンに入るなぁ」「うちの軽自動車のほうが村上のスローボールより速いのか!?」「ミスったんですか」「小中学生なら打てるけどプロの打者はなかなか打てないだろうな」とコメントを寄せていた。