ド軍が5点快勝、対戦成績1勝1敗に 由伸は2戦連続完投、大谷は1安打1得点

スミス&マンシーの一発攻勢で勝ち越し、大谷は4打数1安打1得点
【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1得点だった。ポストシーズン打率.224、OPS.966。先発の山本由伸投手は2試合連続完投勝利を飾った。対戦成績を1勝1敗とした。
右腕ガウスマンを攻略できなかった。「We don’t need you(お前なんか必要ない)」とチャントされた初回先頭は96.2マイル(約154.8キロ)で左飛。3回1死と6回1死はいずれも高めのフォーシームに手を出して三邪飛に打ち取られた。
意地を見せたのは2点リードの8回1死一塁だった。右腕バーランドのチェンジアップをバットを真っ二つに折られながらも右前へ。ポストシーズン自己最長に並ぶ5試合連続安打となった。この回は暴投と併殺崩れの間に2点を追加した。
試合は山本、ガウスマン両先発の投手戦に。試合が動いたのは、1-1で迎えた7回だ。スミスが1死から勝ち越し1号ソロを左越えへ運ぶと、2死後、マンシーも2号ソロを左翼ポール際へ。一発攻勢で試合の主導権を握った。
山本は初回無死一、三塁の大ピンチをゼロ。3回1死一、三塁からカークの中犠飛で一時同点に追いつかれたが、その後は凡打の山を築いた。メジャー初完投した前回14日(同15日)のフィリーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続き、2試合連続の完投勝利を飾った。
27日(同28日)の第3戦は本拠地ロサンゼルスに移って行われる。ドジャースは右腕タイラー・グラスノー、ブルージェイズは3度のサイ・ヤング賞を誇るマックス・シャーザーが先発する。
(Full-Count編集部)