山本由伸に敵将完敗認める「彼が素晴らしかった」 驚異の2戦連続完投に“お手上げ”

ワールドシリーズ第2戦
【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)
ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し、9回1失点で2戦連続の完投勝利をマークした。2戦連続の完投劇にブルージェイズのジョン・シュナイダー監督も「ポストシーズンで2試合連続完投は、かなり素晴らしい」とお手上げだった。
先発した山本は初回に無死一、三塁のピンチを背負うも2三振を奪うなど無失点。3回には犠牲フライで同点に追いつかれたが、3回2死からはパーフェクトピッチングを披露。前日に11得点を挙げた強力打線を抑え込んだ。
試合後にシュナイダー監督は打線のアプローチと山本の投球について問われ、「ああ、彼がそれくらい素晴らしかったということだ」と称賛。初回の攻撃については「我々にとって絶好の機会だった。無死で一塁と三塁。それ以降は、チャンスがほぼなかった」と、無得点に終わったことを悔やんだ。
4回からは1人の走者も出すことができず、場内も沈黙。指揮官は「彼の球数を増やすことが、難しかった」「スプリットがゾーン内外に決まっていた。彼は本当に素晴らしいパフォーマンスをした」とドジャースのエースの快投を称えた。
ワールドシリーズは1日の移動日を挟み、ドジャースタジアムで3試合が行われる。
(Full-Count編集部)