山本由伸に「トロントは何もできなかった」 所々で上がった白旗…敵軍記者が“本音”

山本は9回1失点で2戦連続の完投
【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し、9回1失点8奪三振で完投勝利した。プレーオフでは2試合連続。相手の番記者ももはや白旗という感じだった。
初回から圧倒的な投球を披露したわけではない。先頭のスプリンガーに左翼線二塁打を浴びると、2番のルークスにも左安打を許した。無死一、三塁のピンチ。それでも後続を絶った。3回には同点犠飛を許したが、4回以降は凡打の山を築いた。
ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、2001年のカート・シリング以来メジャー24年ぶりの偉業だった。球団公式ブログ「ドジャー・インサイダー」によると、ドジャースの投手によるポストシーズンでの2試合連続完投は、1988年のオーレル・ハーシュハイザー以来だった。
この快投に敵軍メディアは白旗。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のミッチ・バノン記者は「ヤマモト・ヨシノブは完璧にゾーンに入り、トロントは何もできなかった」とコメント。MLB公式サイトでブルージェイズ番を務めるキーガン・マセソン記者も「ケビン・ガウスマンはグッドだった……しかし、ヨシノブ・ヤマモトはエリートだった」と脱帽していた。
(Full-Count編集部)