鷹8選手が戦力外、日本S中に通告 移籍の浜口はわずか1年で…2軍でタイトルの板東も構想外に

浜口は2016年ドラフト1位でDeNAに入団
ソフトバンクは27日、浜口遥大投手や板東湧梧投手ら計8選手に来季の選手契約を締結しない旨を伝えたと発表した。
発表されたのは浜口、板東のほか、牧原巧汰捕手、村田賢一投手、川口冬弥投手、宮崎颯投手の支配下選手6人。育成選手は加藤晴空捕手とマルコ・シモン外野手で、計8選手。このうち、宮崎、村田、牧原、川口は球団から育成契約の打診があったことを明かした。
浜口は2016年のドラフト1位でDeNAに入団し、1年目から10勝を挙げるなど活躍。昨オフに三森大貴内野手とのトレードでソフトバンクに移籍したが、今季は1軍登板がなかった。4月に国指定の難病である「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術および左肘のクリーニング手術を受け、シーズン途中に2軍で復帰していた。
2018年ドラフト4位で入団した板東は、ここ2年間は1軍での登板がなく、今季はウエスタン・リーグで21試合に登板し、9勝2敗、防御率2.48。勝率.818の好成績を収め、最優秀防御率と最高勝率のタイトルを獲得していたが、構想外となった。
今季、育成から支配下登録を勝ち取った川口と宮崎も構想から外れ、育成選手の打診を受けた。四国アイランドリーグplusの徳島から育成ドラフト6位で入団した川口は、今季1軍で5試合に登板し防御率0.00。埼玉栄高、東京農業大を経て、2022年育成ドラフト8位で入団した宮崎も、1軍で2試合に登板し防御率0.00だった。
同じく育成契約を打診された村田は、明治大から2023年ドラフト4位で入団。今季はウエスタン・リーグで27試合に登板し、6勝3敗、防御率4.03の成績だった。
(Full-Count編集部)