大谷翔平は「球界で最高」 全ての空気を払拭する衝撃2発…LAメディア歓喜「信じられない」

3回の第2打席に続く一発
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席でこの日2本目の本塁打を放った。LAメディアは「球界で最高の選手」と最敬礼している。
役者が違った。1-0の3回1死で迎えた第2打席、マックス・シャーザー投手から右翼席へ一発を叩き込んだ。第3打席までは全て長打。勝ち越された直後の7回第4打席、右腕ドミンゲスの初球フォーシームを強振。打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離401フィート(約122.2メートル)、角度26度の一発を左翼席に運んだ。
1試合4長打をマークとし、1906年第5戦のフランク・イズベル以来となるワールドシリーズ記録に並んだ。さらに、今ポストシーズン8本目のアーチとし、コーリー・シーガー(2020年、現レンジャーズ)が持つ球団タイ記録としている。
米放送局「ESPN ロサンゼルス」は「ショウヘイ・オオタニ……野球界で最高の選手だ。試合を同点にした」と脱帽すれば、米メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「一塁を回りながらバットを握ったまま全力疾走し、その後バットを放り投げた。信じられない!」と歓喜の声をあげた。
(Full-Count編集部)