大谷翔平が史上2人目の“珍記録” 衝撃の4長打が敵軍に与えた恐怖…異例の打席に騒然

走者なしでの申告敬遠は史上2人目
【MLB】ドジャース 6ー5 Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場。4打席連続長打で迎えた9回の第5打席は申告敬遠で勝負を避けられた。米メディアによると、史上2人目の記録だという。
この日、サイ・ヤング賞3度を誇るマックス・シャーザー投手と対戦。初回の第1打席は右翼線へ二塁打、1-0の3回1死で迎えた第2打席は右翼席へ一発を叩き込んだ。逆転された後の第3打席は反撃の適時二塁打をマーク、そして勝ち越された7回。右腕ドミンゲスの初球フォーシームを強振。打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離401フィート(約122.2メートル)、角度26度の一発を左翼席に運んだ。
同点で迎えた9回1死では、走者がいない中で申告敬遠。ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は迷うことなく勝負を避けた。延長に入っても敬遠は続き、9回を含めると4打席連続敬遠。大谷が敬遠されるたびに本拠地は大ブーイングに包まれた。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ワールドシリーズで「走者なしの場面での申告敬遠」は申告敬遠が公式記録となった1955年以来2人目。大谷と2011年の第5戦のアルバート・プホルス(当時カージナルス)のみだという。
(Full-Count編集部)