大谷翔平が逃さなかった221勝右腕の隙 米メディアが注目した「予測していました」

本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

解説スモルツ氏「オオタニはとてもスペシャルなんです」

【MLB】ドジャース 6ー5 Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3回の第2打席にサイ・ヤング賞3度を誇るマックス・シャーザー投手からワールドシリーズ2号ソロを放った。米スポーツ局「FOXスポーツ」がこの一発を解説した。

 大谷は1-0の3回1死で迎えた第2打席、内角高めのフォーシームに詰まりながらも豪快に右翼席へ叩き込んだ。実況のジョー・デービス氏は「ライト深くに上がった! Goodbye! オオタニが本塁打を放った!」「内角の球をお得意の場所に打ちました」と声を張り上げた。

 解説のジョン・スモルツ氏は「彼は速球を予測していました。そして、いち早く(球を)バレルをかけました。オオタニはとてもスペシャルなんです」と感心した。

 さらにカウント1-2からの5球目、低めのカーブをファウルしたことに注目。「シャーザーは(5球目に)変化球を投じ、引っ張ってファウルになりました。もう少し高ければ、彼(大谷)にとって絶好球です。警戒から脱することができました。(でも6球目は)ヘッドをうまく効かせて内角の速球を打ちました。(ボールは高すぎなかったので、ヘッドを効かせるためには)ちょうど十分な低さでした」と少しのズレが命取りになることを説明し、「常に警戒しないといけないのです」と大谷の技術を称えた。

(Full-Count編集部)

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