6時間半の死闘でド軍ベンチが“異常事態” 広がったまさかの光景「インドの電車」

先発含めて10投手が登板するという消耗戦に
ドジャースは27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦で、延長18回6時間39分の死闘を制しサヨナラ勝ち。投手10人の継投という総力戦となり、ベンチには異様な光景が広がっていた。
チームは先発タイラー・グラスノー投手が5回途中5安打4失点(自責2)で降板するなど、序盤から一進一退の展開に。大谷翔平投手が2本塁打と2つの二塁打、敬遠を含む5四球と存在感を見せたが、8回以降は両チーム無得点が続く膠着した展開に。延長18回のブルペンでは第2戦で完投した山本由伸投手が準備するという異例の状況となった。
最終的には延長18回にフレディ・フリーマン内野手のバックスクリーンへのサヨナラ本塁打が飛び出し、熱戦に終止符が打たれた。一方で、ファンが注目したのは終盤のベンチの光景で、仕事を終えた救援投手らがずらりと並んで試合経過を見守る様子だった。

ドジャースは救援投手を使い切った状態で、最後は山本までが準備するという消耗戦となったため生まれた光景。SNSでは「肩と肩の隙間ゼロw」「とんでもないことに」「そしてブルペンには誰もいなくなった」「ここにいないのは、ヨシノブだけです」「見たことない光景になってる(笑)」「完全に“熱気で膨張してる”レベルw」「満員電車状態」「インドの電車」「勝った今だからいい思い出として語れる」などのコメントが書き込まれていた。