崖っぷちド軍で思い出す大谷翔平の“名言” 2年連続の再現へ…SNS期待「これしかない」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

第4~5戦に連敗…第6戦は山本由伸が先発

【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れた。シリーズ成績は2勝3敗となり、王手をかけられた状況で敵地での第6戦に臨む。文字通りの崖っぷち。一方でSNS上では大谷翔平投手が昨年口にした“言葉”が話題を集めている。

 2年連続でのワールドシリーズ制覇を目指すドジャースは第1戦を落としたものの、第2戦は山本由伸投手が9回1失点完投で1勝1敗に。第3戦はフリーマンが劇的なサヨナラ弾を放ち、延長18回の激闘に終止符を打った。しかし第4戦、大谷は7回途中4失点と粘投したものの敗戦。第5戦も新人イェサベージの前に打線が沈黙した。

 本拠地で痛恨の2連敗を喫し、ドジャースは王手をかけられて絶体絶命の危機に立っている。しかし、ファンが思い出すのは大谷が昨年の地区シリーズ第3戦後に放った言葉だ。

 メジャー最高勝率でポストシーズンに突入したチームだったが、パドレスの前に1勝2敗と追い込まれた。大谷にとってもメジャー初のポストシーズンの舞台。第3戦の敗戦後に報道陣の取材に応じ「シンプルに2勝するということだけを考える。今日終わったことは終わったことで、明日切り替えて頑張りたいと思います」「2連勝すればいいゲームだと思って。後がないという感覚自体が今の僕にはないので、あとは2連勝すればOKと思ってやればいいかなと」と泰然自若だった。

 そして言葉通り、ドジャースは第4・5戦と連勝して地区シリーズを突破。逆境を乗り越えてワールドシリーズまで駆け上がり、2020年以来の頂点に立った。2年連続で追い込まれた中で改めて大谷の“名言”にファンも注目。「去年の状況になるとは」「この言葉に尽きます」「私もこれしか思い浮かばない(笑)」「マジこれ」「このメンタリティで行くしかない」と、“再現”に期待が寄せられている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY