大谷翔平にWS第6&7戦に登板の可能性 指揮官が示唆した“選択肢”「彼も含めたい」

会見で質問に答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
会見で質問に答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督が示唆「総力戦なので」

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は29日(日本時間30日)、本拠地ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦前に取材に応じ、大谷翔平投手が第6、7戦に登板する可能性があることを示唆した。指揮官は「状況次第だが、彼も(選択肢の1つに)含めたい」と語った。

 大谷は前日28日(同29日)の第4戦に「1番・投手兼指名打者」として出場。ワールドシリーズで自身初の投打二刀流での出場となった。WS初登板は7回途中まで6奪三振1四球6安打4失点。ポストシーズン(PS)初黒星を喫した。バットでは3打数無安打1四球。チームは6失点で完敗となった。

 第3戦では延長18回、6時間超の大接戦を制した。大谷は2本塁打を含む4打数4安打3打点3得点。5つの四球を選び、勝利に貢献していた。1試合4敬遠、9出塁でワールドシリーズ新記録を作っていた。

 指揮官は「ああ。まだショウヘイとは話していないが、間違いなく今日は(登板)不可だ。どうなるか見守ろう」と語った。続けて「それ以降、つまり第6戦、そしてワールドシリーズ第7戦を戦う可能性もある。そうなれば総力戦だ。もし彼が登板可能なら、起用することは理にかなっている」と前向きになっていた。

 大谷自身も第4戦の登板後、「投げる可能性としては、どこまでもつれるのかによると思いますけど、もちろん全試合必要であれば準備したい。昨日みたいに延長戦に入ってなかなか決まらない試合もあるかと思うので、いつでも行けるように準備したい」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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