ド軍敗戦後に「涙腺崩壊」 見納めの“雄姿”…中継映像で発見「グッときた」

第3戦の延長12回が本拠地ラスト登板に
【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に1-6で完敗。投打に精彩を欠き、対戦成績2勝3敗で王手をかけられた。ファンにとってはフラストレーションを感じる内容だったが、試合後に1人のレジェンドが見せた雄姿には感動と惜別の声が広がっている。
投手陣は4暴投、6四球と自滅し、打線もブルージェイズの新人イェサベージに12奪三振と封じられるなど、投打ともに精彩を欠いた。チームは崖っぷちに追い込まれて本拠地での戦いを終え、中1日を挟んで31日(同11月1日)に敵地トロントで第6戦を迎えることになった。
だが、厳しい試合展開でもドジャースファンの心を動かす場面があった。試合終了後、今季限りで現役を引退するチーム一筋18年、223勝のクレイトン・カーショー投手が、観客席のファンに向かって左腕を上げて別れを告げていた。この日は登板機会がなく、6時間半を戦った27日(同28日)の第3戦、延長12回2死満塁のピンチを無失点に抑えた救援登板が、本拠地での現役最終登板となった。
MLB公式X(旧ツイッター)も、本拠地を去るカーショーの写真や、観客がいなくなったグラウンドで家族とともに別れを惜しむ動画を公開。SNSでは「ホームで飾りたい気持ちだったね」「これ中継観ててグッときたなぁ」「涙腺崩壊」「かっこ良かったぜ」「きっと優勝パレードでもう一度戻ってくる」「最後の花道をやりましょう」「カーショウのためにも優勝してほしい」「勝って帰って来よう」などのコメントが見られた。