山本由伸、第6戦は「とにかく勝つだけ」 WS連覇に崖っぷちも「100%の力で」

会見で質問に答えるドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
会見で質問に答えるドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

山本は第2戦で完投…負けたら終戦の大一番「100%の力で」

【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地・ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れ、世界一に王手をかけられた。この日、第6戦に先発予定の山本由伸投手が取材対応。「とにかく勝つだけ。目の前の試合に集中して、いつも通りのプレーができればと思います」と意気込んだ。

 2勝2敗で迎えたこの日、チームは先発のスネルが初回に2被弾を許し、先制点を献上。その後もバッテリーミスで失点し、打線はE・ヘルナンデスのソロ1得点。投打に精彩を欠いた。2連敗で王手をかけられ、ワールドシリーズ連覇に崖っぷちとなった。

 山本は25日(同26日)の第2戦で9回1失点完投勝利をマークした。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙だった。

 チームは27日(同28日)の第3戦で延長18回、6時間39分の死闘を戦った。この日、山本は登板こそなかったが、ブルペンで肩を作っていた。「今日ブルペンに入ったんですけど。キャッチボールの様子を見ながら、張りが残っているなら明日に(ブルペンを)変更しようかなと思ったんですけど、一通りしっかり投げられた」と万全を強調した。

 第2戦の完投は「多少自信にはなった部分もありますし、まあ切り替えて、また違うところもあるかなと思う。とにかくチームの勝利に貢献するだけなので」と切り替えた。中5日での登板となる。「ゲームプランはまだこれから。良いチームに変わりない。イメージが変わったりはなく、良いチームだなと。最高の準備をして100%の力で挑めたらなと」と語った。

(Full-Count編集部)

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