スネルが落胆「どうしようもなかった」 たった3球で2被弾「言い訳じゃないけど」

ブルージェイズ戦に先発したドジャースのブレイク・スネル【写真:荒川祐史】
ブルージェイズ戦に先発したドジャースのブレイク・スネル【写真:荒川祐史】

スネルは7回途中5失点「状態はよかった」

【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースのブレイク・スネル投手は29日(日本時間30日)、本拠地ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に先発したが、7回途中5失点でシリーズ2敗目を喫した。チームは2連敗で崖っぷち。「とてもいい状態だった。初球は内角高めに97マイル(約156.1キロ)、そして98マイル(約157.7キロ)の球を被弾した」と胸中を語った。

 初回からつまづいた。先頭のシュナイダーに初球を弾き返され先頭打者弾、続くゲレーロJr.にも被弾。ワールドシリーズで先頭から2者連続本塁打は史上初で、たった3球で2失点した。4回も先頭・バーショの右翼線三塁打からクレメントの中犠飛で失点。7回は1イニング3暴投に3四球が絡んで2失点した。

 6回2/3で7奪三振6安打5失点。シリーズ第1戦でも5回0/3で5失点と精彩を欠き、リベンジに燃えていたが、再びブルージェイズ打線に攻略された。これで2勝3敗。後1つも負けられなくなった。

 試合後、「アンラッキーだった。言い訳をするつもりじゃないけど、かなりアンラッキーだった。どうしようもなかった」と胸中を明かしたスネル。フラストレーションを溜めて「でも数字は違うことを言っている。彼らは5得点したからね。(結局のところ)それが大事。タフだった」と肩を落とした。

(Full-Count編集部)

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