阪神・大竹耕太郎、68キロ“超遅球”に甲子園どよめき 第1戦は村上が59キロ

阪神・大竹耕太郎【写真:小林靖】
阪神・大竹耕太郎【写真:小林靖】

ソフトバンクが3勝1敗で王手

■阪神 ー ソフトバンク(30日・甲子園)

 阪神-ソフトバンクによる「SMBC日本シリーズ2025」第5戦が30日に甲子園で行われ、阪神先発の大竹耕太郎投手が初回に68キロのスローボールを投じた。意表を突く1球に場内は騒然とした。

 負ければ終わりの一戦で、大竹が魅せた。初回2死を取って3番の柳町達外野手を迎えた場面。カウント0-1からの2球目にスローボールを投じた。高めに抜けてボールになったが、球速は“驚異”の68キロだった。その後、5球目の140キロ速球で三振を奪った。

 阪神といえば村上頌樹投手がスローボールの“使い手”として有名だ。日本シリーズ第1戦では2回2死、牧原大成内野手への59キロの超スローカーブを投じてストライクを奪い、話題を集めた。

 25日の第1戦は阪神が2-1で逆転勝ち。26日の第2戦はソフトバンクが10-1で大勝した。第3・4戦ははソフトバンクが2-1、3-2と1点差をものにして連勝し、日本一へ王手をかけている。

(Full-Count編集部)

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