鷹・柳田悠岐が“変態弾” 石井大智はガックリ…50試合連続無失点右腕がまさか、甲子園騒然

ソフトバンクが3勝1敗で王手
■阪神 ー ソフトバンク(30日・甲子園)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が30日、甲子園で行われた阪神との「SMBC日本シリーズ2025」第5戦で石井大智投手から同点2ランを叩き込んだ。“無敵右腕”はまさかの被弾に、マウンド上で肩を落とした。
石井はレギュラーシーズンではNPB最長の50試合連続無失点記録を樹立し、ポストシーズンでも無失点記録を14試合連続に伸ばしていた。2点リードで満を持して8回から登板したものの、先頭の嶺井に安打を許すと、1死から柳田を打席に迎えた。
初球に外角低めへ150キロを投じると、柳田は完璧に振り抜いた。打球は甲子園の夜空を切り裂き、そのまま左翼ポール際に飛び込んだ。同点2ランに甲子園は騒然とした。
25日の第1戦は阪神が2-1で逆転勝ち。26日の第2戦はソフトバンクが10-1で大勝した。第3・4戦はソフトバンクが2-1、3-2と1点差をものにして連勝し、日本一へ王手をかけている。