山本由伸、6回1失点でWS2勝目 敵地沈黙させる熱投でド軍“逆王手”…観客乱入の珍事も

山本由伸、ワールドシリーズ第6戦の先発は6回1失点で降板
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャースの山本由伸投手が31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板し、6回5安打1失点で今シリーズ2勝目を手にした。球数は96球。絶対に負けられない一戦で白星を掴み、エースの役割を果たした。
アクシデントも乗り越えた。初回1死、2番のルークスを三塁へのゴロに打ち取ったかと思われたが、三塁手のマンシーが捕球できず。1死一塁からゲレーロJr.を三併殺に仕留めてピンチを脱出した。2回は先頭のビシェットを空振り三振に仕留めるなど、3者凡退に。3点の先制点をもらった3回は先頭のバーガーに左翼線二塁打を浴び、2死三塁からスプリンガーにタイムリーを許して1点を失った。
6回1死からは左翼スタンドから観客が乱入するハプニングも起こったが、2死一、二塁のピンチでバーショから空振り三振を奪った。96球で降板。エースとしての仕事を果たし、今シリーズを3勝3敗のタイに戻した。
山本は25日(同26日)のワールドシリーズ第2戦で9回1失点完投勝利をマーク。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙を成し遂げていた。
(Full-Count編集部)